試みに伐採してみた
2016.01.23
大規模な寒波が列島を襲うと言う天気予報の元、雨雪は無いだろうと判断して竹林の伐採を試みた。

やたらと寒いので、午前10時30分から作業を開始し、要領が分かった時点で早めに切り上げようと考えて作業を開始した。
どこから伐採を開始しようかと考えた結果、竹林の大本側(西側)隣地との境部分から伐り出すことにした。

先ず一本目、根元の直径が6cmほどある大物から伐採してみた。
根元から伐ってみたのだが、あまりにも重く、引きずり出すのに大いに苦労をした。
中ほどで切断すれば引き出しやすいとは思ったが、土地の右辺と合わせて長さを確認したいと考えて、そのまま引きずり出した。
そして土地の長辺に合わせて置いてみると、案の定、土地の長辺を軽く超えている。
目視で7~8mと思っていた樹高はそんな可愛い物では無く、長いものだと軽く12mを超えているのだ。
そこで方針を変更し、一度、自分の肩の高さ(私の身長は1.76mなので約1.4mほど)で切断し、それを引き出してから残りを根元で切断することにした。
切断の手間は掛かるが、中から引き出すのがずいぶん楽になるからだ。

1時間半ほどの時間を掛けて30本ほどを伐採してから全体を見回した感じでは、正確に数えてはいないのだけど、全体では200本ほどあるように思われる。
また、隙間には太くはないが篠竹もそこそこ生えている。
そして全体を伐採するには、徐々に要領が良くなり、広くなって作業もし易くなることを勘案して7~8時間と踏んでみた。
「のんびり日中だけやっても3日あれば、楽勝じゃん。」と思った。
しかし、そう思ったのもそこまでだった。

伐採した真竹の枝葉を払い、ごみ処理場で引き受けてくれる長さ1mほどに切断する作業は、2時間半で7~8本を処理するだけで手一杯だった。
30本を処理するだけで、10時間もかかる見当になってしまうでは無いか・・・
200本なら66時間もかかってしまうことになる。
しかもこの処理は、伐採と違って慣れによるスピードアップは期待できない。
むしろ、大量に発生する払った枝の処理に、さらに時間を取られてしまいそうに思う。

こんな時、ドラム缶で焼却が出来ればな良いのにな~と思う。
今は、こうした野焼きは厳しく罰せられることになっているので、出来ないのは百も承知なのだが・・・
ちなみに罰則は、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金又はその併科らしい。
この野焼きに関しては農家等は認められており、台風で飛ばされたビニルを黒煙をたなびかせながら(ダイオキシンを撒き散らしながら)燃やしているのを見たことがある。
ビニルは禁止のはずなのだが畑の中で堂堂やってたけど、私がやったら即、罰則だね。
しかし、我々非農家に対しては、家庭菜園を作ろうとするために伐採する木や枝を野焼きすることは認められておらず、やたらと厳しい罰則が持っていて、釈然としない。
金を儲けるための大規模な野焼きなら良くて、趣味のための小規模な野焼きは認められないなんて。

ちなみに、薪ストーブで燃やすなら良いかというと、どうやらこれはグレーゾーンらしい。
近隣からクレームがあれば、ストーブの使用中止の指導があると聞いたことがある。
「野焼き禁止の例外規定とされた行為であっても、生活環境上支障を与え、苦情等のある場合は、改善命令や各種の行政指導の対象となります。」ということらしい。

実は第一ベースは市の消防本部から直線距離で500m弱、加えて間は田んぼのみ(ベースから消防署が見えるのと同様、消防署からもベースがよく見える)という状況で使用する薪ストーブには、とにかく神経を使ったが、今はそれに疲れて使用を止めてしまった。

一応、「たき火その他日常生活を営む上で、通常行われる廃棄物の焼却であって軽微なもの」は例外とされている様なので、消防署に行って許可を求めてみようかな?
駄目元だからね。
まあ、枝葉だけとは言え、200本もあれば軽微とは言えないだろうな・・・
 
トラックバックURL
トラックバック一覧
コメント一覧
コメント投稿

名前

URL

メッセージ

- CafeNote -