PAS検査
2016.04.13
前回の診察より1か月が経ち、本日再診。

・排尿改善薬をもう一か月間服用することとして、次回はさらに一か月後。
・発病から2か月経っているのでPSA検査のために採血。
 「結果は早く知りたいですか?」と問うので、
 「いえ、次回の受診の際で結構です」と答え、
 結果は来月の受診時に聞くことにした。

受診料は1,490円、
薬代が810円、
計2,300円
老人の証明 再診
2016.03.01
午後の予約で1週間間ぶりにYクリニックへ行ったところ、大勢の患者でごった返していた。

この一週間、高熱を発することは無くなり、尿も出るようになったことで抗生剤は本日で終了した。
ただ、尿意と尿意の間隔が相変わらず狭く、かつ尿意があるとすぐに強い尿意に変わって排尿まで短時間しかこらえられないという症状は改善していないため、新たな薬・排尿障害改善薬を処方された。

次回は2週間後の3月15日午後で、事前に発熱などの問題が生じなければPSA検査を行うことになるらしい。

PSA検査とはスクリーニング検査のひとつであり、前立腺がんの可能性がある人を見つけるための検査で、採血して血液中にある前立腺に特異的なタンパク質の一種であるPSAの値を測定するのだそうだ。

本日の診察料は590円。
薬代は740円で、本日の合計1,330円。
累計2,0796円となった。
 
教訓Ⅰ
2016.02.24
昨日と同じ午前8時半の予約でYクリニックへ行き、膀胱バルーン撤去後初の診察を受けた。

排尿の際にやや尿道が痛いこと、尿意が起きて直ちに切迫性の尿に変化すること、今朝方未明に頓服を服用するほどではないがやや発熱があったことなどを伝えた後、診察に入る。

エコーで確認しつつ、前回の画像と比べると前立腺は若干小さくなっており、さらに残尿らしき影はほとんど見えないとのこと。
順調に回復している様だとの診断なので、小さく安心する。
ではもう一週間だけ抗生剤を飲み続けてみて、その結果で判断しましょうとのことでさらに安心する。
一週間後の3月1日に予約を入れて、本日の診察はあっさりと終了。
心配事も無く、あっさりと終了できること自体がやたら嬉しいことだと感じてしまう。

診料費は590円也。

今日は調剤薬局のスタッフの数を数えてみたところ、何と驚きの5人(男性1人、女性4人)構成らしい。
薬代(抗生剤のみ)7日分で936円也。

診料代金と合わせて1,526円、類計で19,466円となった。



今回の病によって幾つかの良い教訓を得た様に思うので、忘れない様に記録しておきたいと思う。

1.初診で基幹病院・中核病院なら、受診した科から他の科に回してもらえると思うのは幻想。
2.選定療養費2,916円を払うのは金と時間の無駄!遠くでも医院で診断して、必要なら紹介状。
3.基幹病院・中核病院の専門医は、かかりつけ医の紹介が前提となっているためか診断は案外苦手。
4.救急外来医の方が対応能力が高そうに思うが、辛くとも腰痛程度での受診は難しいかも知れない。
5.救急外来では、軽症の患者が受診した場合には時間外選定療養費5,400円が必要。(例外あり)
6.骨に異常の無い腰痛は前立腺炎を疑い、尿および血液検査を要求または泌尿器科を受診すべし。
7.2人に1人が罹患する前立腺炎、バルーン設置まで悪化した場合には2万円の出費は覚悟すべし。
8.山中に一人暮らしであれば死亡していた可能性があり、老人は早期発見・早期治療を旨とすべし。
 
老人の証明 経験
2016.02.23
久久の自力排尿が可能なことを早く確認したいと思い、帰ってすぐにお茶を飲んで排尿を促してみる。

先ほど尿意があったのでトイレへ行こうと立ち上がったところ、切迫性のある強い尿意に変わってトイレまで持ちこたえることが出来なかった。
多分、尿が出はじめるまでには3秒足らずの時間しか猶予が無かったものと思われる。
全てが出切ったわけでは無いが、パンツを濡らすに十分な量が漏れてしまい、いわゆる失禁と呼ばれる状態を初めて体験した。
そこで止むを得ず、最も安かった紙パンツを入手して履くことにした。
今回のこの疾患は、「老い」と言うキーワードでの初めての経験をいろいろとさせてくれる。

紙パンツ姿は自分ではそこそこ気に入っているのだが、間違いなく人様に見せられるものでは無いなとも思う。

さらに水分を補給してからほぼ2時間後の午前11時少し前、軽く尿意を催したために立ち上がったのだが、やはり放尿のコントロールをすることが全く出来ず、3秒足らずで尿が出始めててしまう。
時間を決めてトイレに行くよりしようが無い様だ。
ついうっかり時間を忘れる可能性が高いため、しばらくは紙パンツのお世話になりそうだ。

後年、あの時は良い経験をしたなと思うのも悪くは無いだろうし、そう有ってもらいたいものだ。

画像を3点、まとめてここに記録しておく。

左から尿バッグ、BID上見、BID正面(セーターを下すと装着したのが見えない)
 
老人の証明 解放
2016.02.23
本日午前8時40分頃、Yクリニックにて待ちに待った膀胱バルーンの取り外しが行われた。

起きてみたら驚くほどの尿がバッグの中に溜まっており、その量は概ね1,600ml。
尿バッグの尿を捨ててから尿バッグを外し、再びDIBキャップに付け替える。

午前8時25分頃にクリニックに着くと、駐車場にはすでに数台の車が停まっており、玄関前に並ぶ人の姿も見える。
8時30分に玄関が開いてクリニックに入ってゆく人達に続いて私も入り、待合室に座ると程なく呼ばれて診察開始。
熱や体調、薬の残量等を確認した後に隣の処置室へ移動。

看護師の「では抜きますので、ちょっと気持ち悪いですよ」の声に挿入の際の感触が蘇って思わず身構えたが、あっという間の一瞬の悪寒程度で済んでほっとしたのだが、軽く声は出たと思う。
「しばらくは滲みるかもかもしれませんが、午後5時半まではクリニックが開いていますので何かありましたら来院してください」とのことで、なるべくその間は水分を多く摂って排尿を確実にしておき、今夜の安らかな睡眠を確保したいと思う。
膀胱バルーンはもう絶対に嫌だ。

「明日も今日と同じ時間に来院して下さい」とのことで、診療代金を支払って帰る。
ちなみにDIBキャップは、無言でさりげなく没収されてしまった。
使い道あったな、あの強力なリング状のマグネット。

診料費の支払いは380円。
累計で17,940円となった。

この先、私が大病をして大金の医療を払うことになったとき、下流老人の私に3割の自己負担で払える金額はたかが知れている。
従って、これまで払ってきた健康保険料の元を取り返すことは絶対に出来はしないなと思う。
どうしたって、完全に健康保険料の支払い負けということだと諦念する。
 

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