スモールハウス
2015.11.14
昨年、タイトル名に惹かれて「スモールハウス」という本を購入したことを思い出した。

ちなみに、私は米国で発行された「Small House Plans」というタイトルの書籍(?)を一冊持っているので、タイトルに興味を持ったと言うわけだ。
ちなみに米ドルで$4.95、カナダドルで$5.95と記載され、豪ドルで$11.95とラベルが貼ってある「Winter 1996」と印刷されているところから、これは1996年10月または12月に仕事で渡豪した際にシドニーで購入したものと思われ、これを書籍と言って良いのか、要は住宅のプラン集である。
これとは別に「Small Home Plans」と言うのも一冊ある。

アメリカではこのプラン集を見て、気に入ったプランがあればブループリントと呼ぶ設計図を購入して住宅を建てるということが多いのだそうだ。
アメリカでアーキテクト(日本でいう建築士だが、実際にはデザイナーに近いらしい)に設計を依頼するのは、ステータスの高い人であり、庶民はプラン集を見てブループリントを購入し、それで家を建てるのが一般的なのだと現地では聞いた。

ちなみに私は、仕事で1年弱滞在した際にアメリカの住宅や家に対する考え方を興味深く観察し、これは良いと思ったものは日本へ帰ってから取り入れて実践している。

購入時は「スモールハウス」の著者名を知らず、中を見て「Bライフ」の著者の本であることを知った。
この手の買い方をしたこの手の本は、他にも何冊かある。

以下は、そのスモールライフという本を読んでいて、思ったこと。

引き算をしたら10平方メートルになったという章で、認識の間違いがある様なのでそれを指摘しておきたい。
①玄関、~、
それは全く持って日本的な考え方であり、欧米の住宅では玄関や続く廊下が無いのは何ら不思議なことではない。
私が仕事で初めてシドニーを訪れて取引先の社長のお宅に招かれたとき、勧められた入り口から入ったらそれはリビングルームで、彼の奥さんがカウチに普通に座っていた。
玄関などは存在してはいなかった。
他にも数件のお宅に伺ったが、いずれも日本で言う玄関や廊下に相当するスペースを持っていた家は皆無だった。

②グレートルーム
グレートルームというのはシェファーが勝手に呼んでいるのでは無く、そもそもそういう部屋の呼び方がアメリカにはあるということ。
リビングルームと呼んだりグレートルームと呼んだり、あるいはファミリールームと呼んだりしているが、基本的にはほぼ同じもので、他のスペースとの関連や使い方、あるいは何となく呼び分けている様に思う。
ただ、それらのスペースをどう見るかという違いだけだと思われるが、より開放的なリビングルームををグレートルームと呼んでいる様に思う。
これは、私がオーストラリアやアメリカに滞在した際に興味を持って購入した6~7冊ある住宅プラン集を見ると良く分かる。

ちなみに、辞書で引くとグレートには「主要な、主だった」の意味がある。

「スモールハウス」という本は、他にも突っ込みどころ満載の本だと思う。
本を書くと言うことは、ちょっと恥ずかしいことでもある様だ。

Bライフ
2015.11.11
「Bライフ」なる書籍との出会いは還暦になる前年で、もうかれこれ3年ほど前のことになる。

高村氏の著書「Bライフ」は、副題(10万円で家を建てて生活する)につられて購入し、通読した。
私の小屋暮らしは20㎡を基準と考えていたので、単純に10万円の小屋に興味を持ったためだった。

ちなみに私はこれまで7.5坪、1.25坪、6坪、2坪と4つの小屋を造っており、10万円という金額的には6坪と2坪の間で、3~4坪前後だろうと想定した。
実際に著書を読んでみると10万円で造ったのはロフト込の2坪、その後に増築をして2.5坪だと知った。

以下、度度Bライフについて幾度か触れることがあると思うが、それは氏のブログを含めたネット上にある情報では無く、著書である「Bライフ(10万円で家を建てて生活する)」に基づくものである。



著書を読んでみて思ったのは、同様に小屋暮らしを志向してはいるが、嗜好と指向が全く異なるということ。

還暦を間近にし、私の老後の生活をどう考えれば良いのか?年金はどうなるのか?そもそも貰えるのか?年金を受給しての生活は成り立つのか?などと考え始めた頃、アマゾンにて極貧暮らしを乗り切る情報誌はないだろうかと検索したときにヒットした一冊だった。

読んでみて思ったのは、「これは、あまりにもひど過ぎる」ということ。
小屋作りのあまりの杜撰さ、お粗末さに驚いたのだ。
建築基準法を完全に遵守しろとは思わないまでも、命に関わる杜撰さだと思ったのだ。
すぐ、批判的な文章を書き始めた。
「私ならこう造る」と言う内容で、文章を書いてみたのだ。
現在は使用しなくなったノートパソコンの中で眠っている。

そして、それに従って今年の四月から北海道で小屋生活の実践に入る予定であったが、いくつかの想定外の事態が出来してそれが出来ないまま、今日に至ってしまった。

追記、他のサイトを閲覧していて、コメント中に次の様な書き込みを見つけました。
「Bライフの目的(住居費負担のための賃労働からの解放)」 
見た瞬間に思いました。
「お~、どこから見ても、やはり私は、間違いなくBライフの枠の外だ」と。
馬鈴薯爆買い
2015.10.19
レンタカーはすでに冬装備済で、スタッドレスタイヤを履いている。さすがだ。

定山渓を越えた辺りから霧雨の様な雨。
標高をあげるに従い、雨と言うより粒の大きな霧。
より正確に言うと、低く垂れ込めた雲の中の水滴にぶつかる感じ。
足元がスースーするので軽く暖房をかけているのだが、それでも車内温度は5℃と表示される。

峠を下るに従い雲から脱出すると、雨は降っていない。
喜茂別で馬鈴薯10kg入り8箱購入。
「男爵」40kgと、「きたあかり」を40kg、送料を含めて1万6千円也。
これは、毎年の秋冬の楽しみだ。

三の原あたりまで来ると薄日が差し始める。
洞爺湖町洞爺(旧洞爺村)の支所に寄り、情報収集。
洞爺湖の東側を回り、壮瞥町役場で法務局の場所を聞く。
かつては伊達市に出張所があったはずなのだが、どうやら今は無くなってしまったらい。
札幌法務局室蘭支局になるのだという。

地元の信金を定年退職し、伊達市内で宅建業を始めた幼馴染を訪ねる。
中学卒業以来なので、47年ぶりに再会。
旧洞爺村の土地について、意外な情報を聞く。
 

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