土地のアンケート
2016.01.16
国土交通省土地鑑定委員会事務局(土地・建設産業局地価調査課地価公示室)なるところから「アンケート調査ご協力のお願い」と書かれた封書が届いた。

国交省官僚の天下り先か~と思いながら開けてみると、「不動産取引のアンケート調査ご協力のお願い」なるものの他に「土地取引状況調査票」、「土地取引状況調査票」、「アンケート調査の実施及び情報の取扱いについて」、「カラーパンフレット」、「返信用封筒」が入っていた。

どうやら、先日の胡乱な電話とは全く異なる様だが、いずれにしろ天下り先と確信する。

これに書いてあるアドレスをタイプし、サイトにアクセスして横芝光町の情報を見てみた。
私の購入した価格2,450円/㎡は、やはりダントツに安い様に見える。
もっとも、具体的な取引の実際が記載されている訳ではなく、多分、基準地価の様にして記載がされていて、年ごとの地価の動きを知ることができる様にしたものの様だ。

でもまあ、それだけのこと。
土地に同じものは二つとなく、売りたい者と買いたい者の双方の合意によって決まるもの。

まあ、時間のあるときにゆっくり吟味しながら見てみたいと思うが、周辺他地との兼ね合いもあり、回答を控えた方が良いのではないかと思われ・・・
 
胡乱な電話
2015.11.26
先ほど、とても胡散臭く奇妙な電話があった。

はじめ、何も言わないまま2~3秒で切れたが、その間、私はバックノイズを聞いていた。
5~6分して再び電話が鳴った。
先ずバックノイズを確認し、先ほどと同じバックノイズであることを確認してから声を発した。
「もし」
すると、ややもたついた感じで「下流老人さんのお宅ですかですか」と問うので、
「そうです」と答えた。
「不動産の苦情調査をしている者ですが、今月、土地を買いましたね」と言うので、
「ええ、買いました」と答えた。

「実は、◇◇◇(宅建業者名)から土地を購入した方で、とても高い値段で買わされたと苦情があり、調べているのですが、それが下流老人さんの購入された土地です」と言う。
変なことをいう奴だなと思いつつ「それが、どうして私の手に」と問うと、
「買い戻させたのです」と言う。
ますますもって妙なことをいう奴だと思い、「明らかにこれは騙(かた)りだ」と判断。
私は、些細なことにこだわる性質。
登記事項証明書や資料を通読している私は、最初の説明の時点から幾つかの嘘を感じ取っている。

それにしても、登記事項証明書を閲覧するか入手して私の氏名と電話番号を調べ、電話をしてくる様な相手だから、これは何らかの悪意を持つ奴?
または、南北両隣の土地を管理する会社(南北の土地は管理会社が異なる)の営業活動か?
と思いつつ、そういえば、南側隣地は管理業者名とともに売地の看板が出ていたななどと思いを巡らせながら、話を合わせる。

先方「どうやってこの土地を知りましたか」
私「ネットですね」
先「えっ、何ですか」
私「思いつきでネット検索をしたら、たまたまヒットしたもので」
先「それって、スーモみたいなものですか」
私「違いますが、まあ、似たようなもんです」
先「この土地をどの様に使う予定ですか」
私「出会い頭の事故みたいな感じで買ったので、決めてない。」
先「いくらで買いましたか」
私「かなり安かったですね~」
先「数十万円くらいですか」
私「そんなもんです。じゃ、これから食事なんで」と電話を切る。

バブル期に分筆・造成された土地を購入したであろう、最初の所有権者がある。
次に、2年ほど前に洋和折衷の珍しい氏名の女性が所有権者となり、
次は、本年10月に件の宅建業者が所有権者となって、
今は、今月から私が所有権者となっている。

従って、問題とされる宅建業者から購入しているのは私だけであり、珍しい氏名を持つ女性は最初の所有権者から購入しているのであって、宅建業者は仲介をしているに過ぎないと思われる。
この場合、最初の持ち主はバブル期の購入(620万円で抵当権の設定あり)であり、これ売る際にも高い値段を希望したであろうことは容易に想像ができる。
従って、宅建業者はその希望額に沿って仲介を行ったはずであり、とても高い値段で宅建業者に買わされたというのは、そもそも当たらないだろうと思う。
また、土地に定価があるわけでもなく、売主買主の双方が折り合えばその価格で取引が成立するわけで、後で高いの安いの言うのも、自分の不明を恥じるべきだろうと思う。

諸諸を勘案してみと、この電話をしてきた人物は、苦情調査をしている者では無いし近隣土地の管理業者でも無く、2番目の所有者の関係者の可能性が高いと思われる。
ちなみに珍しい氏名は日本では唯一無二の名ではないかと思う。カタカナの苗字を検索するとイタリアの宮殿がヒットするので、イタリア人の苗字なのだろうと推測(ちょい悪パンツェッタ・ジローラモの苗字パンツェッタにも似ている)するが、名前は漢字で二文字。
この宮殿の名は、中庭で遊んだ「ペロータ」という球技に因んでこの名がついたとされているのだそうで、多分、この球技の選手の末裔なのでしょう。
この苗字と名前のフルネームでググルと、数十個がヒットする。
そのヒットしたサイトを見てゆくと、だんだん怪しげなサイトになって行くのが、実に面白い。

この胡散臭さ満載の電話で少し楽しめた。ありがとさん。
 
土地まとめ
2015.11.16
土地購入についてのまとめ

私の取引については指値をしたことは無く、「最初に提示された35万円でも登記を自分でやらせてもらえば良い」と思っていた。
資料とともに「登記費用も含めて込み込み35万円では?」と提示され、それならそれも良いと思った。
込みで登記をやってくれるなら、それに越したことは無いなと。

しかし、たまたま登記事項証明書を取ろうとして登記手続き中で取れなかったり、次いで北海道へ行く用事が入ったりで間が空き、その結果として自分で登記をしてくれれば25万円で良いと提案されたのだ。

指値をすれば20万円になるかなと思ったりもしたが、私は指値をしなかった。
クオーターであることが気に入ったことに加え、契約のために来てくれることで東京まで行かなくて済むこと、自分で登記をさせてもらえること、遣り取りが気持ち良かったことに5万円の価値を見出したためである。

この取引において、自分で所有権移転登記を行ったことが自信となり、建築確認申請、表題登記、保存登記を試みる気になったことは、特筆すべきことだろうと思う。

結論として、この土地取引は、私の今後にとって、とても良い取引であったと思う。

ちなみに、語呂(合わせではない)が良い地番と枝番そのものを、とても気にっている。
また、字名の川袋というのも良い。
川の付く地名は敬遠されるのだが、それに袋が付くと意味が全く逆転するのを知っている。

さて、それでは、びっしりと生えた真竹の林をどうしましょうか?
ちなみに業者に伐採伐根の金額を聞いたところ「20万円」とのこと。
マジ、どうしましょう?
 
土地 売買契約
2015.11.08
本日、10時30分から、何と横芝駅の待合室のベンチにて土地の売買契約を行った。

喫茶店があればとのことだったのでネットで探してみたところ、駅から徒歩10分足らずにファミレス「ガスト」がある様なので、「そこではいかが」と伝えてあったのだが、雨が降っていたこともあって横芝駅で行うことになったのだ。

契約書、重要事項証明書等の書類は事前にメール添付で送ってもらって読んでいたので、とんとんと手続きが進み、契約書等に双方押印し代金(全額)を渡して領収書を受け取り、契約終了。

登記手続きのための書類は先方と私の両方で用意しており、念のためにそれぞれに押印をして貰って万全を期した。
先方の用意した書類はプロ仕様で内容が豊富、私の用意したのは法務省のサイトから落とした必要最小限のみが記載されたもの。
ちなみに、提出は私の用意した必要最小限の書類で行うつもり。
理由は単純、シンプルなものほど、間違いが少なくなるためである。

それにしても、平日に東京へ行くことを覚悟していたのだが、日曜日、しかも現地近くで契約をする提案をしてくれたことは、嬉しい誤算であった。
私にとって、東京は遠いところ。
往復は一日仕事になるし、交通費も5千円ほどにはなるはず。
同郷(北海道)出身だという、社長に感謝。
 
ロケーションの考察
2015.11.01
契約まで時間があるので、この土地のロケーションについて考察してみた。

車と自転車は出来るだけ長く維持するつもりだが、一応念のため、徒歩での時間で考えてみる。
 
町役場:徒歩27分(2.2km):頻繁に行くところでも無いので、問題なし。
図書館:徒歩28分(2.3km):町役場の道路を挟んだ東隣で、ちょっと遠い。
コンビニ:役場南側のセーブオンが徒歩26分(2.1km)で、駅近のファミマが徒歩28分(2.3km)。
スーパー:徒歩6分(500m):小ぶりだが農場直営店で、新鮮な野菜や果物が豊富な様子。
郵便局:小学校を迂回して徒歩26分(2.1km)、グラウンド突破で21分(1.7km)、ちょい遠めかな。
銀行:駅そばに集中:縁が無いから遠くたって平気、ちなみにJAバンクは徒歩7分(550m)。
病院:町立病院:徒歩18分(1.5km):内科・外科・整形外科・婦人科・脳神経外科・皮膚科・眼科・耳鼻
   咽喉科・泌尿器科・リハビリテーション科
   病床数:100床(一般病床55床、療養病床45床)
老人福祉施設:北に小学校を迂回して徒歩16分(1.3km)、特養からケアサポートまで揃う大手施設。
         :南方に徒歩18分(1.5km)にグループホームと認知症対応型デイサービス施設。
歯科医院:20分(1.7km)橋を渡るので、少し遠回りに。
小学校:徒歩10分(800m):通学することは無いが、投票所はここになるね。
保育園:徒歩12分(1km):通園することは無いが、何かイベントがあるかも知れない。
バス停:徒歩4分(横芝駅まで乗車5分)、本数は驚くほど少ないが無くは無い。
駅:川沿いの土手を徒歩28分(2.3km)、道路を歩くと33分(2.7km)くらい。
  横芝駅からは成田空港駅:1時間少少・972円、千葉駅:50分前後・850円、東京駅:1時間30分
  少少・1,490円といったところ。
ホムセン:ビバホーム(3.7km)、カインズ(9.1km)、コメリ(直線で1km弱、橋を渡り2.3km)
ガソリンスタンド:1.2km

日日の生活の中で、最も利用頻度の高いと思われるスーパーが近いのは最大の加点ポイント。
コンビニは公共料金の支払いにしか利用しないので、全てを引き落としにすれば問題なし。
また、老人になるに従い需要が増すだろうと思われる町立病院が近いのも加点の対象だろう。
栗山川ではカヌーを楽しむことが出来るらしいが、洞爺湖とはスケールが違うのは止むを得ない。
近いはずの成田空港は佐倉駅での乗り換えロスが大きく、時間が掛かる様だが車なら30分程。

都市部と異なって交通の便を考えると車は手放せないが、万が一、車の維持ができなくなった場合でも生活に困ることは無さそうな土地柄の様で、良いんじゃないでしょうか。

すっかり忘れていた、コンビニの件。
ジャパンネット銀行の入出金のために「7-11」または「ローソン」が必要だった。
調べてみたら、役場から横芝光インターへ向かって国道126号線との交差点に「7-11」、栗山川を渡った国道126号線沿いに「ローソン」がある。
距離はどちらもほぼ等しく2.6~2.7kmなのは業腹だが、私の足では徒歩30分圏内なので、月に1~2回の使用なら散歩を兼ねて問題無しだ。
 

    町立東陽病院        農場直売所          図書館

      横芝駅            栗山川            役場等
 

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