確認申請 計画
2016.01.05
昨年末の建築確認申請の計画方針に従って、実際に建築確認申請を行うことにした。

ちなみに建築確認申請を行う小屋は、以下の様に計画して決定した。

  建築物用途:物置(ちなみに壮大な犬舎であろうと犬小屋という用途区分は無い)
  構造・工法:木造・枠組壁工法
 床面積:3.78㎡ 
 最高の高さ:2.050m
 最高の軒高:軒は無い(が、強いて言えば0.433m)
 平均の天井高さ:0.734m(倉庫なので記載の欄は無い)
 屋根:カラー波板鉄板
  外壁:カラー波板鉄板 基礎:独立
 工期:3日間
 建設地:都市計画区域内の区域区分非設定地、22条区域

この計画に従って、建築確認申請図書の一式を作成してみた。

暮れから年明けにかけて配置図、平面図、立面図、断面図を数パターンづつ作成してストックをしてあったので、先ずは平面プランの中から一つ(物置)を選び出してコピペ。
平面が決まると対応する立面および断面が決まるので、これもストックから選択してコピペ。
配置図は、あらかじめ位置図と敷地求積図・表、建物概要を記載しておいたものに、平面図をストックから選択してコピペし、敷地境界からの距離のみを追加記入。
これで基本的な図面は終了。

非建築士による設計では4号特例が無いため、これに加えて構造図が必要になる。

構造図はどれを選択すべきか、どこまで書いたものを添付するかで悩んだ末に、施工図として書いた図を全てコピペしてそれとし、これで設計図面の作成は完了。
全て添付の理由は補正の際に図の要不要を建築主事に取捨選択してもらい、後学のために要不要の確認をしたいと考えたため。

結果、図面は位置図・配置図・敷地求積図表をA4用紙1枚、平面図・立面図・断面図をA4用紙1枚、構造図として縦枠図・伏図をA4用紙1枚の計3枚に収めた。

ちなみに私は何かを作ろうと思うとき、それが小さなものでも必ず施工図を描くことにしている。
それは手戻りが無い様にすることと材を効率良く無駄無く使用するための習慣であり、今回の図面作成には大いに役に立った。

申請書類は、確認申請書・建築計画概要書・建築工事届の3種は、民間の確認審査機関のサイトからダウンロードしたものを使用して必要事項を記入し、図面から必要な数字を拾って記入した。
記入方法については、ネット上にいくつか記載例を示したものがあるので参考にすると良いと思うが、どうしても分からない場合には教えることも可能なので、問い合わせされたい。

開発行為に関する申告書・都計法53条に関する申告書は町の都市建設課の窓口で事前に入手し、これらに位置図(事前に窓口で購入した白地図1/2500・10円に位置を記入して記名押印したもの)を添付したものを2部作成し、工事届に押印。

どの様なプランにするか、どの様に施工をするかと考えている時間は長かったが、それを流用した申請図面および確認申請書の作成は実に簡単で、それをプリントし、押印して完了。

ちなみに、敢えて図面には道路車線と延焼の恐れのある範囲を記載せずに作成してみた。
指導されるであろうことを前提にして未記入として提出を試みる訳だ。
 

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