検査入院記Ⅰ
2016.05.31
本日午後、多くの人でごった返す入退院センターにて入院の手続きを行い、入院。
6階西棟の南突き当りの部屋で、入ってすぐ左側で洗面台の隣のベッドだそうだ。

ちなみに、同室の4人全員が本日の入院らしい。
間も無く看護師がやってきて氏名と生年月日の確認をし、入院の完了となった。

虫垂炎の手術の経験もなく、検査入院とは言え、生まれて初めての入院。
何とてすることも無く、暇を持て余すので新たなウェブサイトの構想を練る。
クラインガルテンとKとぴあのサイトの構想だ。


考え始めて間もなく、再び看護師が来て今後の流れを説明する。
私の検査は、明日の午後13時30分の予定に決まったとのことで、食事は今夜9時以降は不可。
水は明朝10時以降は不可で、それまでは自由とのこと。
次いで、事前に渡された「前立腺の検査を受けられる○○様へ」という書類にマークを入れてナースステーションへ持って行って提出。

ちなみに、明日の夕食の提供は午後6時だけど起き上がれるのは午後8時以降なので、衛生上の理由から提供できないので、自分で用意してくださいとのこと。

次に担当医が来て「手術・検査・処置説明書」を渡され、簡単に説明をして質問はあるかと聞かれたので「ありません」と答えて、これも終了。

この「手術・検査・処置説明書」を読んでいて驚いた。
「施術後、導尿管(バルーン)を留置して終了」と書いてあるではないか。
つくづくバルーンは嫌だと思うし、事前の説明書には留置することもあるとは書いてあったのだが・・・
ま、仕方がないね。まな板の鯉だ、好きにやってくれ。

新サイトの要点を思うままに羅列する。

18時、夕食。
21時、消灯。


以下に「手術・検査・処置説明書」を記録しておく。

病名:前立腺癌疑い
予定術式・検査・処置:前立腺生検

1.現在の症状:前立腺癌に特有の症状は特に見られませんが、PSA検査が正常より高く
  なっています。
2.手術・検査・処置の必要性:前立腺マーカー(PSA)から前立腺の癌が疑われます。
  マーカーだけでは癌があるかどうか分からないので生検を行います。
3.他の検査では確定診断は出来ません。
4.実施予定の(治療)行為とその内容:下半身麻酔を施行しエコーで見ながら会陰(陰嚢と
  校門肛門の間)から針で生検を行います。
  全体的に10箇所ほど組織を採取してきます(これよりも多く取る場合があります)。
  その後お小水の管を留置して終了です。
  ※医師の説明では正味は5分ほどで、全体で20~30分の検査になるとのこと。
5.手術・検査・処置後の経過予想と予想される合併症:問題なければ翌日にお小水の管を
  抜去して退院となります。
  血尿、排尿困難などがありえます。
  麻酔の影響で血圧低下、頭痛、神経麻痺(1万分の1程度)などがあります。
6.合併症発症後の対策:血尿は程度によりますが様子を見て行きます。
  排尿困難で尿が出ないときは、導尿します。
  血圧低下は昇圧剤などで、頭痛は対処療法で対処。
  神経麻痺は経過観察で様子をみます。
7.麻酔の方法と内容:下半身麻酔(脊椎麻酔)。背骨の間からくも膜下腔に麻酔の薬を注入
  し、神経を麻痺させます。
  腰椎麻酔が出来ない場合は局所麻酔で行う場合もございます。
8.輸血の可能性:ありません。
  ※輸血の可能性のある人には宗教も聞くんだね。(お隣さんには聞いていた)
9.手術・検査・処置の危険性:麻酔による循環への影響など
10.偶発症発生時の対策:適宜対応します。
11.その他の注意点:外来で定期的にPSAをチェックしていき場合によっては再び今回の
   検査をお勧めさせていただくこともございます。
 

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