Bライフ
2015.11.11
「Bライフ」なる書籍との出会いは還暦になる前年で、もうかれこれ3年ほど前のことになる。

高村氏の著書「Bライフ」は、副題(10万円で家を建てて生活する)につられて購入し、通読した。
私の小屋暮らしは20㎡を基準と考えていたので、単純に10万円の小屋に興味を持ったためだった。

ちなみに私はこれまで7.5坪、1.25坪、6坪、2坪と4つの小屋を造っており、10万円という金額的には6坪と2坪の間で、3~4坪前後だろうと想定した。
実際に著書を読んでみると10万円で造ったのはロフト込の2坪、その後に増築をして2.5坪だと知った。

以下、度度Bライフについて幾度か触れることがあると思うが、それは氏のブログを含めたネット上にある情報では無く、著書である「Bライフ(10万円で家を建てて生活する)」に基づくものである。



著書を読んでみて思ったのは、同様に小屋暮らしを志向してはいるが、嗜好と指向が全く異なるということ。

還暦を間近にし、私の老後の生活をどう考えれば良いのか?年金はどうなるのか?そもそも貰えるのか?年金を受給しての生活は成り立つのか?などと考え始めた頃、アマゾンにて極貧暮らしを乗り切る情報誌はないだろうかと検索したときにヒットした一冊だった。

読んでみて思ったのは、「これは、あまりにもひど過ぎる」ということ。
小屋作りのあまりの杜撰さ、お粗末さに驚いたのだ。
建築基準法を完全に遵守しろとは思わないまでも、命に関わる杜撰さだと思ったのだ。
すぐ、批判的な文章を書き始めた。
「私ならこう造る」と言う内容で、文章を書いてみたのだ。
現在は使用しなくなったノートパソコンの中で眠っている。

そして、それに従って今年の四月から北海道で小屋生活の実践に入る予定であったが、いくつかの想定外の事態が出来してそれが出来ないまま、今日に至ってしまった。

追記、他のサイトを閲覧していて、コメント中に次の様な書き込みを見つけました。
「Bライフの目的(住居費負担のための賃労働からの解放)」 
見た瞬間に思いました。
「お~、どこから見ても、やはり私は、間違いなくBライフの枠の外だ」と。
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