図書館へ行ってみた
2016.10.20
思い立って、横芝光町の町立図書館へ行ってみた。

場所は旧光町の旧役場(現横芝光町役場)の道路を挟んだ東側、光文化公園内にある。
以前、写真を撮るために外へは来ていたのだが、中に入るのは初めてのことだ。

「明るくて、思ったよりもはるかに広くてきれい」と言うのが、第一印象だ。
身分証明出来るものがあれば町民で無くとも誰でも利用が出来るそうなので、利用登録をしてみた。

カードが出来るのを待つ間に、子供を連れたお腹の大きな女性が本を借りていた。
常連さんと見え、「カードを忘れた」と言いいつつ、問題なくあっさりと借りて行った。

横芝光町の図書館だからと思っていたが、どうしてどうして馬鹿にしたものでは無いなと思った。
ここは、なかなか居心地の良い場所になりそうだと思いつつ、本を一冊借りてきた。

本のタイトルは「小規模多機能型居宅介護支援事業所の読本」。
締め切りまであと20日を切った今、遅ればせながら少しは勉強しなくちゃね。
 
エンゲル係数
2016.07.16
もう、すっかり死語だとばかり思っていた「エンゲル係数」と言う言葉を久久に目にした。

天声人語に記載があったのを読んだのだ。
その文は「このごろエンゲル係数の話題をよく聞く。」で始まっている。
下流老人的には普段から多多考えることはあったのだが、巷でよく聞く話であることは知らなかった。

飽食の世の中だから知らない人があるかも知れないが、エンゲル係数とは生活費に占める食費の割合のことであって、高度経済成長の前から最中には良く聞かれた言葉だった。

エンゲル係数は、ここ数年で25%を超えたと記載されている。
最もエンゲル係数が低かったのは11年前で、23%弱だったのだそうだ。
どうやら、2~3%アップの話らしい。

ちなみに、さかのぼって明治時代は60~70%で推移したものが昭和初期に50%前後に下がり、敗戦によって再び60%前後に戻ったそうだ。
高度経済成長期を経て20%台へ下がったが、低い食糧需給率と円高による輸入食材の高騰、伸びない年金受給額のみで収入の少ない高齢者の増加など、いまの日本にはエンゲル係数を押し上げる要因が揃っていて、実質賃金が上がらない限りこの傾向は続くと書いてある。

と言う訳で、バブル経済の時代はエンゲル係数に対する関心は低調であったが、近年は経済格差の影響か再び脚光を浴びつつあるのだそうだ。

私の計画では、エンゲル係数は野菜のいくつかを自給して40%弱程度であり、高度経済成長期前の水準である。
簡単に言い切ってしまえば、昭和30年代の私の子供時代に戻るだけという感じではないのかな。
そう考えれば、何の憂いも無いね、問題無い。
 
生保と住宅
2016.06.02
「生活保護 高齢者世帯5割超」という記事が朝日新聞の今日の朝刊にあったので、以下に記録する。

公的年金足りず 家賃負担は重く
生活保護を受給する世帯に占める65歳以上の高齢者世帯の割合が初めて半数を超えた。厚生労働省が1日に3月分の速報値を公表。高齢者世帯が50.8%になった。公的年金だけではやり繰りできず、家賃の負担に耐えられなくなるケースが目立ち始めている。
 今年3月に生活保護を受給したのは162万6919世帯で、そのうち高齢者世帯が82万6656世帯だった。目立つのは単身者で、生活保護を受ける高齢者の90.5%を占めた。
 もらえる公的年金が少なく、持ち家がなければ生活苦に陥りやすい。

具体例は概略 ~ 埼玉県の女性(68)は2年前に夫を亡くし、毎月の収入は自らの年金5万円と夫の遺族年金5万円の計10万円で持ち家無し。市営住宅の家賃約4万円と社会保険料が年金生活に重くのしかかり、1年半前から生活保護を受給。「一生懸命働いてきて、自力で生活できなくなるなんて」 ~

生活保護を受ける高齢者世帯の持ち家率は急低下している。厚労省によると、2002年の約10.7%が12年には約8.9%に。持ち家の有無に関わらず60歳以上の単身世帯の平均収支は赤字(総務省の15年家計調査)で、家賃を払いきれず生活困窮に陥るケースが相次いでいるようだ。

住宅確保策 政府が検討
こうした状況を受けて、政府も検討に乗り出した。国土交通省は4月、持ち家が無い高齢者や低所得者らの住宅確保策を検討する有識者会合を設置。家賃補助や高齢で保証人を確保できないことで入居を拒まれないような対策を検討しており、夏にも一定の方向性を示す。もともと低所得者向けには公営住宅を整備してきたが、人口が減るなかで大幅に増やすことが難しいためだ。
生活困窮者への支援をしている自立生活支援センター・もやい理事の稲葉剛さんは「老後の貧困不安が拡大した要因は、年金制度と住宅政策の失敗だ。先進国の多くは低所得者向けの家賃補助(住宅手当)があるが、日本にはない。生活保護の手前に家賃補助を導入するなど、住宅政策の転換に向けた議論が必要だ」と指摘している。

 

以上、6月2日朝日新聞朝刊の記事から
 
これを読む限りでは住宅の有無が生活保護受給の分かれ目であり、低所得者であってもも住宅があることで生活保護に頼らず生きて行けそうだと思う。
たとえそれが吹けば飛ぶ様な粗末で貧相な小屋であってもということであり、それが健康で快適ならばなおさらということである。
 
消費増税延期
2016.06.02
2泊3日の検査入院から退院して来て、消費税の10%増税が延期になったのを知った。

国民年金に毛の生えた様な年金生活にとっては、消費税10%は辛いな~とは思っていた。
また、為政者の「身を切る改革」や、政治家や官僚がまず自ら「痛み」を伴う改革を行い、税金の無駄遣いを減らそうとしている様子は全く見えないが、国の借金や福祉の現況を考えると止むを得ないと考えて増税を受け入れる覚悟を決めていた。
国民年金の満額に毛の生えた程度の年金額には、この税額10%は相当にきついぞ・・・

それなのにだ、どうなっているんだ安倍晋三くん?
老人に同じ覚悟を2度も3度もさせるんじゃない、心臓が停まるぞ。
一度だと思うから覚悟が決まるのであって、ずるずる延されると覚悟が決まらなくなるだろう。
3度目ともなると、為政者の身を切る改革や政治家・官僚が自ら痛みを伴う改革を先にしないと認めないよ。

「オオカミおじさんシン」など、全く信用するに値しないと思って斬り捨ててみる。
 
続三鄙物語
2016.05.10
なぜホームベースを選択しないのかを三鄙物語で書き忘れたので、ここに記録しておきたいと思う。

いくつか理由はあるが、最大の理由は神仙の世界に近づきたいと思うからだ。
何をアホな事をと言われそうなので、有り体に言い換えてみたい。

要するに、これまでの長い間に絡みついたしがらみを切りたいと考えているからである。

こんなしがらみ(抜粋)
①社会人になってから40年以上も一度として変更することなく取り続けてきた新聞
②受信設備が無くなったと言っても口座引き落としを強行し続ける日本放送協会
 引落しの停止はほぼ不可能だが、住所が変わり、口座が変わればさすがに引落しは出来まい!
 目が悪く、ほぼテレビは見られないと言う札幌市に住む母が住んでいるサ高住にはBSアンテナが
 設置されていると言う理由で強制的にBS契約を結ばされたと言っていたので、これは近近に青の
 B-CASを入手して入れ替えたいと考えている。
③当地に来てから40年以上に渡って取引を継続中の生命保険、損害保険会社
④毎月集金に来てくれ、積み立てを続けてきた信用金庫、信用組合
⑤煩わしい町内会(何で農家の使用する水路の草刈までせにゃならん)
⑥固定資産税が高く、年金の受給額に対して負担が大きい。

金も無く、そんなこんなから縁を切りたいと考えている私の究極の選択がホームベースの移転なのだ。
ただ唯一、健康保険税が他と年額で1万円~1.5万円程も安いのが後ろ髪を引くのだが・・・

土地に対してあまり執着の無い私には、農耕民族の血がやや薄いのかもしれないと常常思っていた。
だからホームベースを移転することには全く抵抗感が無い。

光ベース隣地の竹林に入るたびに、竹林の七賢を思いを馳せる私。





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