たぬき出現
2016.06.17
残してある竹の根を処理していて気配でふと振り向いたところ、背後にのっそり狸が現れた。

一瞬、警戒心の薄いハクビシンじゃないかと思ったが、顔に白い縦線が見え無いではないか。
「どうみても狸だな」と思いつつ横目で観察して見ると、竹の根元の匂いを嗅いでいる様子。

田舎なので特に珍しい訳ではないが、警戒心の強い狸を日中に間近で見ることはあまり無い。

そっぽを向き、目を合わせない様にしてこっそり撮った写真を確認して見ると、やはり狸だ。
警戒心も見せずに、ゆっくりとのそのそ歩いて静かに草むらに消えていった。

竹の根の匂いを竹の子と勘違いしたのかも知れないと思いつつ「これからは同じ住民。しばしば顔を合わせることになるかも知れないが、作物は荒らさないでくれよ」と思い、見送った。

続伐根の後処理
2016.06.12
朝から根の処理を行う予定であったが、友人の所に寄って欲しいと連絡を受けて作業は午後からに。

友人と共に彼のクラインガルテンの計画地を見に行き、計画地に建つ古屋について意見交換。
資金計画や全体計画を絡めて今後の検討事項とすることとし、まずは改造計画を練ってみようと思う。
Kトピアも絡めて考えると、今後の展開はなかなか面白いことになりそうで、楽しみである。

と言うわけで、伐根した根の処理は午後から開始した。
相変わらず昨日と同じく小さな掛矢や枝伐りバサミなどで持ち上げられるサイズに切断し、土を落とすをひたすら繰り返す。


作業中に、ふと、友人のところに小型のトラクターが置いてあったのを思い出した。
話をしている最中に敷地の隅に置いてあること気付いたが、話の流れで聞きそびれてしまったのを思い出したのだ。
友人は農家では無いし、誰かから借りているのだろうか・・・
これは、公道を走ることが出来るのだろうか・・・
クラインガルテン用に、段取り良くどこからか安く入手したのかも・・・
車の通りの少ない裏道を走って光ベースまでは1.5kmほどなので、5分くらいかな・・・
もし、トラクターが借りられると土作りの作業は格段に楽になるな・・・
100㎡の土地に完熟堆肥は何百キログラム~何トンくらい必要なのだろうか・・・
何トンだってトラクターさえあればな・・・


地下茎は地下茎でまとめると、これもかなりのボリュームになる。
地下茎はまとめ終わったが、根は半部強ほどしか処理が終わっていない。
もう、あと一日で処理が終わると判断し、蚊の攻撃から敵前逃亡して本日はこれにて終了。

今夜から一日雨の予報が出ているので、明後日に続きの作業を行う予定とする。
重くなっていたら嫌だな・・・、明後日は雨の影響や如何に?
 
伐根の後処理
2016.06.11
本日も晴天でやたら暑くなったが、昨日伐根してもらった竹の根の処理を朝から開始する。

バックホーで掬い上げているので、根と根回りの土が塊として一体化しているのでやたら重い。
しかも根が二つ三つ四つ~と繋がっているものが数多くある。
念のためと思って持参した小さな掛矢や枝伐りバサミ、鉈、備中鍬などを総動員をして持ち上げられるサイズに切断したり土を落としたりする作業が大仕事だ。

持ち上げられるサイズにしてしまえば後はひたすら泥を叩き落す。
軽いものは、両手に持った根同士を打ち合わせる。
両手でなければ持ち上がらないものは、両手で持ってコンクリートブロックに打ち付ける。
持ち上がらないものは、掛矢や備中鍬の背でひたすら叩いて土を落とす。

厚いし作業は重労働できついが、苦痛よりは楽しみの方がはるかに大きいので苦にはならない。
ただ日陰に入ったり日が傾き始めると蚊の攻撃がやたらと激しくびっしりまとわりついている。
日中の日向は暑いが、蚊の攻撃を受けることが無いので水分を補給しながらひたすら作業する。

どうやら、この土質は耕作に適した土質では無さそうな気がする。
土と言うより細かくて軽い砂、さらさらのいわゆる空砂と言うやつでは無いかと思う。
風が吹くと良く飛びそうだ・・・
力の無い土で、作物を育てるためにはかなりの土壌の改良が必要そうに思われる。
西側隣地の高さ13m程度のびっしり生えた竹林の日陰とやせた土地、耕作にとっては二重苦か。


地下茎は地下茎でまとめると、これもかなりのボリュームになる。
地下茎はまとめ終わったが、根は半部ほどしか処理が終わっていない。
あと二日もあれば処理が終わると判断して、本日はこれにて終了。
 
ついに抜根
2016.06.10
昨年来、Kライフ光ベース最大の懸案であった竹林の抜根がついに実施されたので記録しておきたい。

友人の奥さんの父親がバックホー(ユンボ)を持っており、退院をしたらやっていただけることになっていた。
そして昨日、抜根作業を行う予定であったのだが雨天のために順延して今日となったのだ。

私と同じ市内ではあるが、町村合併前は別の町であった土地に住んでいる人なのだが、町はずれだった私のホームベースとは比較的近いこともあって、畑作りの方法などを聞いたところ「ここを買う前に先に言ってくれれば土地なんか只でやったのに~、一反の土地だ」と言われた。
そして「近所の人からも土地の処分の相談もけっこう受けてるんだよ」と言う。
「いや、さすがに私のレベルでは一反は大き過ぎます。30坪くらいがめいっぱいです」と言った。
が、今や土地を巡る話はそんなことになっているのかと思い、この話は結構ショッキングだった。
人口減少や耕作放棄地の増加などはよく聴く話では有るが、自分の身近でも実際にそうなんだ。
どうなるんだ日本?


竹の地下茎の太さは直立する竹と同じくらいの5~6cm位なのかと思っていたが、実際には何と直径10mmくらいしか無いことに驚いた。
10mmを超えるものは皆無では無いが数はごく僅かで、しかもせいぜい12mm程度しかなくて15mmに達するものは1本も見当たらない。
北海道で生まれ育った私は竹を知らず、「へ~、以外」と言う感じだ。
もちろん直立する竹の部分には根があり、これはやはりボリュームがある。
当たり前のことながら、太い竹には大きく径に見合う様なそれなりの根が着いていて、納得ができる。

また40~50cm程度もあるかと思っていた地下茎の深度は、せいぜい地表から20~25cm程度しかない。
これは嬉しい誤算であり、今後の地下茎のコントロールがしやすくなる。
そういえば、確か・・・
 
竹林伐採再び
2016.05.25
2か月ぶりに現地へ行ってみた。
ホームベース周辺で竹が芽を出したものを見つけ次第に欠き取りつつ、光ベースもそろそろだろうなと思ったからだ。

行ってみて驚いた。
タケノコどころか、すでに竹林になっているではないか・・・

竹の数はざっくりと数えて200程度。
太さは径2cm~3cmほどで高さは3m前後、高いものは4mほどにもなっているではないか。
手で折ってみようとしたが、硬くてすでに手で折れるものでは無くなっていた。
唖然とはしたものの、念のためと思っていくつかの道具を持っていたので、それを試して体に負担の少ない道具を選択した。
何しろ数が多いからだ。

10時30分から作業をはじめ、終了したのは15時30分で、正味4時間半もかかってしまった。
あと1週間ほど遅かったらもっと固くなっていて、2日がかりになっていただろうと思うし、一週間前なら手で折れたかもしれないなとも思う。
枝がまだ開いておらず、これは伐採についても片付けについても幸いだった。
枝が開いて硬化していたらと思うとぞっとする。

2泊3日の確定診断が終了し次第、抜根に着手しなければならないと強く思う。
遅れれば地下茎がはびこって、さらに手に余るに違いない。

 
左:伐採前    右:伐採後
  

あとは、北側隣地から迫りくる草の波で、概ね2m以上も浸食されている。
光を遮ることが無くなった土地全体が浸食されるのは、もう時間の問題だろうと思われる。


敷地境界は電柱のライン
 

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