老人の証明 救急
2016.02.18
昨夜というより今朝、未明に妻に運ばれる様にしてかろうじてベースに帰って来たのが午前3時半。

本日は改めてA中央病院の泌尿器科へ来院するようにとの指示に従い、病院へ行く予定だが、先月の整形外科同様に紹介状が無くて初診となるため、現在は妻が総合の受付票(受付番号)を取りに行ってくれている。
整形外科の時は午前9時から待って診療を受けたのは午後1時30分を回っていたが、そんなに時間がかかると膀胱が破裂してしまいそうで、全く食事も水分も口に出来ない。
水分は昨日の午前中に400~500CCほど取ったきりで、それ以降は薬を飲む以外に口にしていないし、食事については食事をすると水分が欲しくなるに決まっているので朝から全く口にしていない。

以下は昨夜の救急外来の医師の指示に従ってA中央病院へ出発するまでの間に、取り急ぎ昨夜の事を記録しておく。
10~15分間隔で立っていられない程の強い尿意があるものの、夕方のYクリニックでの採尿時以降は一滴も排尿が出来てていない状態が続き、ほとんどトイレに座りっぱなしで唸っていた。
夜9時過ぎになって、妻が「乗せて行くから、そんなに苦しいんだったらA中央病院の救急外来に行って出してもらおう」と言うので、乗せて行ってもらうことにした。
ちなみに、Yクリニックから帰ってきた際にYクリニックの医師から言われた「もし尿が全く出なくなって苦しい様だったらA中央病院の救急外来で管を入れて尿を抜いてもらう様に」と言うことは話してあったのだ。

A中央病院の救急外来受付に着いてみると待合室には大勢の人がおり、待ち時間を確認すると2時間ほどと言うので待つことにした。
この間も10分~15分間隔ほどで立っていられない程の強い尿意が続いているため、大部分を病院のトイレに座って待っていた。
待ち時間が2時間なら11時過ぎには呼ばれると思ってその頃に待合室に戻ったが、一向に呼ばれる気配が無いので再びトイレに戻り、妻に待合室で持ってもらった。

3時間ほど待って日付が今日に変わって間も無くの頃に名前を呼ばれ、診察室に入った。
昨日Aクリニックで診察を受けたこと、検査の内容と診断はまだ出てはいないがほぼ前立腺炎と尿路感染症だろうと言うことであったこと、木曜日はYクリニックの休診日であることを伝え、もし尿が全く出なくなって苦しいようだったら救急外来で管を入れて尿を抜いてもらう様に言われたことを伝え、それをお願いしたいと伝えた。
担当医師は、血液培養をするために2箇所から採血すると言い、前立腺の触診は菌を撒き散らかすことになりかねないので今日はやりませんと言い、導尿と500mlを2本点滴を行うことを言った。
このやたらと強い排尿欲求から開放されるのなら、再びの採血だろうと何の異存も無かった。
腕の採血は夕方とほぼ同じ様な場所で、もう一箇所は股からの採血だったがこれが思いの外痛くて、思わず声が出てしまった。
腕から採血するのは、採血しやすいだけでなく痛さも感じ難いからなんだなと、妙に納得できた。

初めて行う導尿管の挿入は確かに痛く、思わず「おっ」と声を出してしまったが、排尿される喜びがはるかに勝った。
排尿された尿量は350CCだったそうだが、排尿されている間は全く排尿している感覚が無かった。
ただ、一番最後の尿が出切る瞬間にだけ強力な違和感があり、つい腰を浮かしてしまった。
同時に点滴も繋がれ、点滴が終了するまで待合室で待っている様にとのことだった。

点滴をしている間はとにかく寒く感じられ、ガタガタと震えて3時間足らずをひたすら待っていた。
液温の低い点滴液を直接血管に入れるんだからそりゃあ寒く感じるはずだろうとは思うが、何とか配慮は出来ないものなのだろうかと、少し余裕が出来たためか震えながら思った。

点滴が終了したのが午前3時頃で、その旨を伝えて再び診察室へ。
「途中、トイレに行ってみましたか」と問うので、「行ってみましたがやはり一滴も出ません」と答えると、「それでは点滴が1000ml入っているので、もう一度導尿しておきましょう、そして明日もう一度、改めてA中央病院の泌尿器科を受診して下さい」と言った。
導尿によって辛さを軽減してもらえるのだから、もちろんそれに異存のあるはずも無い。

A中央病院の救急外来での診療費の支払いは仮払機で1万円を仮払いして後日清算する仕組みのため、現時点では不明。
ちなみに滞院時間は6時間以上となった。

1000mlの点滴が終わったばかりで導尿をしてどれだけ排尿できるのか、果たして明日、いや今日の受診の際にどれだけの尿が膀胱に溜まるのかが分からない不安があったが、待合室に居さえすれれば、どうしても我慢が出来なくなった時にはその旨を訴えて何とかして貰えれえるだろうと考えて、半ば安心の態でベースへ帰って来た。
今現在、服薬の際以外の水は飲んでいないためか、昨夜の様な立っていられない様な強い排尿欲求は起きておらず、軽い尿意だけが続いている。

妻が、「家にいても仕方が無いのだから病院へ行くよ」と言っているので、A中央病院の泌尿器科にて、ひたすら強い排尿欲求の恐怖に耐えつつ待つことにする。

願わくば午前中の診療を!いや、午前11時には、いや、妻の献身に応えて午前10時には。
 
トラックバックURL
トラックバック一覧
コメント一覧
コメント投稿

名前

URL

メッセージ

- CafeNote -