老人の証明 留置管
2016.02.18
今朝未明に、救急外来で指示された通りにA中央病院の泌尿器科を紹介状無し予約無しで受診する。

妻に送られて外来の入り口から入り、案内で場所を聞いて直接泌尿器科へ向かう。
妻が受付ておいてくれた受付票のバーコードで到着確認を行い、受付で昨夜の救急外来からの流れを説明して時間がかかる様であれば、導尿だけでも先にやって欲しい旨を伝えると、「先生に話します」とのこと。
「診察室×で呼ばれますので、その近くでお待ちください」とのこと。
「はいはい、導尿だけ先にやってもらえれば午後までだって待ちますよ」と、心の中で思う。

それほど期待はしていなかったのだが、1時間も待たない内に名前を呼ばれたので診察室に入る。
また同じ様に昨夜来の流れを話をしていくつか質問され、私はそれに答えた。
加えて、排尿が出来ないために水分も食事も丸二日出来ていないことを話すと、では点滴と導尿のための留置管を入れましょうと言うので、躊躇うこと無く即決でお願いした。

では処置室から呼びますので、その周辺でお待ちくださいとのことなので、その周辺へ行って待った。
15~20分位待った頃、エコー室にお入りくださいとアナウンスがあったので、またエコーからかと思いつつ中に入ると、では点滴をしますので腕を出してくださいと言うので腕まくりすると、昨日~昨夜来の採血と点滴のガーゼが点々と残ったままになっており、あらあらと笑われた。
古いガーゼを剥がして新たに点滴の針を刺し、続けて留置管の挿入をすることとなったのだが、未明の2回の導尿管の挿入で慣れているさと思っていたのだが、今回の留置管はそれとは全く別物だった。
痛さと違和感が全く違っていて思わず声だけでなく身をも捩ってしまったし、さらにはべっとりと脂汗が浮いているではないか。
ちなみに尿の量は500CC程だったが、昨夜の350CCから比べるとずいぶんと楽に感じたのは、点滴1000mlのためか、抗生剤2日分が効いたためか、まあ、両方であることは間違い無いけどね。

入れた後も痛さは続くし強い違和感も残ったままなので、看護師に救急外来の時とはずいぶん痛さが違うんですねと尋ねると、太さが違うんですよとのことだけで留置管のそれ以上の説明は無かった。
尿バッグの使い方を説明されてもさっぱり頭に入らないが、まあ、これしきのことだから難しいことは無いだろうと思い、ハイと良い返事をする。
その後、処置室のベッドが空いたのでそちらで休んでくださいと言われて移動したが、歩くのが辛い。

点滴は500mlと抗生剤を同時に入れて2時間半の予定とのことで、やはり寒気がしてくるのは救急外来の時と同じだが、処置室のベッドにはタオルケットがあったので、何とか震えずに凌ぐことが出来た。
やはり、救急外来であっても病院にはこれくらいの配慮があっても良いだろうと強く思う。
なにしろ救急だと名乗っているにも関わらず、平気で3時間も待たされてしまうんだからね。

点滴が終了して診察室から再び呼ばれ、その際に強い違和感を訴えたところ、「では痛み止めを2日分出しましょう」と言うこととなった。
また、「本日の処置の内容と検査の結果を手紙にしますので、明日Yクリニックへ届けて下さい」とのことで、本日の診療が終了した。

妻に迎えに来てもらい、精算機で支払いを行おうとしたところ「あれ、未明の救急外来分の精算も一緒に出来た」と言っている。
救急外来分は、仮払いの時点で「19日以降に清算可能」と書かれていたのだが、何故か本日、泌尿器科の分と合わせて支払うことが出来たということを言っているのだ。
清算に一日の余裕を持つことに何か意味があるのだろうかと思うが、私にはちっとも分からない。
が、だからと言って何ら問題は無いし、改めて精算に来る手間が省けたのだから文句は無いのだが。
ちなみに救急外来分が7,190円、泌尿器科分が2,140円の計9,330円だった。

妻の運転で調剤薬局に寄ってからベースに帰ったのだが、そのときの時間は午後2時30分頃になっていたので、やはり6時間以上も病院に居たことになるが、1月の整形外科でひたすら順番を待つことに比べれば、その半分弱を点滴の時間が占めていたことを思えば、何てことも無い。

食欲は戻らないものの、尿バッグと繋がってはいるものの、安心して水分をたっぷり摂ることが出来るのは、この上ないほども幸いなことだ。

ちなみに薬代が2日分で310円、診料費との合計は9,640円となり、辛うじて1万円内には納まった。
累計では16,100円となる。
 
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