久久の現地入り
2016.03.05
先月13日以来、ちょうど3週間ぶりとなる、病み上がり後に初めて現地に入ることが出来た。

明日は雨が降るとの天気予報が出ているため、いつもより1時間ばかり早く現地入りをした。
現地に入ってみると、藪のそちこちから鶯のさえずりの練習が聞こえてくる。
まだまだ上手くさえずることが出来てはいないが、まるで競う様に7~8所から聞こえていた。

久久のためか暖かいためか、思った以上に体が良く動いてくれて、作業は順調に進められた。
近所の小学校から昼のチャイムが聞こえる頃には、おおよその目算が立つ程だった。

本日もまた、件の直売所へ弁当を買いに行くことにした。
これまでは3~4人ほどの客しか見たことがなかったのだが、本日は私を含めて10人以上がおり、そのすべてが私以上の年齢と見える、いわゆる高齢女性だ。
それを見て、この店の意義を理解した。

午後の作業中、初めて、周辺住民と思われる老年男性に声を掛けられた。
積み上げてあった竹を敷地内に引き出しているときに「何をするんですか?」と問われた。
「何をしてるんですか?」ではなく、「何をするんですか?」だったので、咄嗟に意味を測り兼ねて「あ~、土地ですか?」と聞くと、「いや、竹です」と言う。
「菜園を作ろうと思ってこの土地を購入したんですが、竹は邪魔物なので処分する途上です」と言うと、「この辺の土地は只みたいなもんだからね、竹で何かを作るのかと思ったもんで」と言って去って行ったのだが、何だか会話の不自然さは払拭できず、あれは不審尋問だったのだと理解することとした。
竹は竹炭が作れないかと考えてはいるが、それを説明するのは億劫だったし、まだ、それほど明確な計画と言えるほどのものでもないと思って省略した。

彼は南から来て北へ去っていった。
確証は無いが、郭の外から散歩に来る土地柄では無く、南側や北側奥の家には小学生くらいの子供がいると思われ、そう考えると年配的に北側手前の家の住民では無いかと思われる。
北側手前の住宅の女性の姿は遠目に何度か目撃していて、てっきり独居老人なのだろうと思っていたのだが、それは間違いだったかも知れない。
今後は、少し注意深く観察してみようと思う。

作業は予定より進んで、本日で粗方終了することが出来た。
残るのは細かい作業だけで、あとは半日もかからずに終了出来るめどが立ったので作業終了。

作業をするためには邪魔だと思ってマスクを着用しなかったのだが、その報いで今は猛烈な目の痛みとくしゃみに見舞われている。
さすが山武杉の本場でもあるだけあって、十二分の花粉症対策はせねばならないと覚悟を決める。
 
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